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空家(あきや)問題の勉強会に出席してきました

【トーショク通信】第5号

新所沢の不動産会社トーショクが発信する

所沢・不動産・トーショクの話


  『空家問題』ここ数年よく聞きますよね。2月21日に全日本不動産協会が主催する『空家問題』の勉強会に出席してきました。

 

 その勉強会で「確かにそうだなぁ」って強く思ったのは「空家の所有者は特に困っていないけど、空家の近所の人、特に隣の人が困っている」という話です。空家ってなんで問題になるかわかりますか?

 

 一つ目は防災性の低下です。きちんと管理されていないと建物が倒れたり、屋根とか外壁が落下したり、火災発生のおそれがあります。

 

 二つ目は防犯性の低下です。人が住んでいないため第三者の占有、盗難、放火など犯罪を誘発する原因となります。

 

 三つ目は衛生面の悪化や悪臭の発生です。ごみの不法投棄や雑草などで害虫、蚊、ハエ、ねずみ、猫が住み着いたり、近所をうろうろしたり、糞などをします。

 

 四つ目は景観の悪化です。雑草だけでも見た目はよくありませんが、それに加えて木の枝の越境や落ち葉など隣の人が困ってしまいます。また家を売りたいときにも周辺環境に対する印象が悪く、買主が見つかりにくくなる可能性があります。

 

 以上はすべて空家の所有者ではなく、近所の人が困ってしまうことです。もし火事になったら「火災保険とかどうなるのかな」とかいろいろ考えちゃいますよね。もちろん、所有者にとってもきちんと管理していないと損害賠償責任が発生したり、建物の価値が低下するなどマイナスです。

 

 ただ、所有者が相続で引き継いで空家から離れた場所に住んでいるケースも多く、適正に空家を管理するのは年に数回、見にくるだけでは限界があります。

 

 現在、美原小学区エリアだけでも戸建の空家は133戸あります(2018年1月のトーショク調査)。私が美原小学区の全ての道を歩いて調査しました。美原小学区エリアでの戸建の空家のうちわけは、松葉町20戸、弥生町19戸、美原町69戸、北所沢町25戸です。美原町に空家が多いのは、美原町は面積が広く、家の数も多いからです。

 

 これらはあくまで空家の数であり、空地は含んでいません。空地は土地だけなので空家より管理はしやすく、近隣へ迷惑をかける割合は減ります。それでも場所によっては、雑草が生えまくったり、猫がいつもいるのをよく見ます。

 

 全国的に、人口が減っているにもかかわらず、住宅の供給戸数は増えているので年々空家は増えています。そのため放置された空家を減らすために国としても空家の売却などには税制面で優遇措置を期限付きでとっています(要件があります)。

 

 トーショクでは空家の活用に関して空家の管理、解体、リフォーム、賃貸、売却、買い替えなどトータルにご提案が可能です。トーショクとして日本全国の空家問題を解決することができなくても、新所沢駅東口や美原小学区ならお手伝いできます。

 

 また、空家の所有者の方だけでなく、空家の近隣の方からのご相談も受け付けています。お気軽にご相談下さい。トーショクは松葉町だからすぐ近所です。お気軽にご来店下さい。

所沢市松葉町15-12 お気軽にご来店ください!
所沢市松葉町15-12 お気軽にご来店ください!

トーショク

舞草 亮

まいくさ  りょう

 

1976(昭和51)年

10月1日生 辰年

177㎝77㎏(靴26.5㎝)

所沢出身

 

若草幼稚園 上新井小 小手指中出身。高校時代は毎日、新所沢の駅から学校に通っていました。所沢では上新井、椿峰、山口、松葉町に住んだことがあります。不動産歴11年。宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランニング技能士・不動産コンサルティングマスター。ちなみに上海で5年仕事をしていたので中国語(HSK6級・HSK口試高級)が少し話せます。


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