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弥生町の空家(親から相続した家)の売却相談がありました

【トーショク通信】第13号

新所沢の不動産会社トーショクが発信する

所沢・不動産売却・トーショクの話


 先日トーショクに相談があった実例です。お母さんが3年前に亡くなり、その後、空家となっていた弥生町の不動産(中古戸建て)の売却についての相談です。

 

 現在の所有者(相談に来られた方)は子供の頃、新所沢に住んでいました。その後、社会人となりご結婚もされて車で約1時間半ほどの場所に生活の基盤を移していました。現在では年に数回、新所沢に来る程度です。その間、家はずっと空家となっていました。今後、新所沢に戻って生活する予定もありません。

 

 もともと約40年前にお父さんが購入した一戸建てです。お父さんに相続が発生してお母さんへ、お母さんに相続が発生して自分へと引き継いできた不動産です。自分も子供の頃に住んでいた家なので、相続が発生してすぐに売却する気にはとてもなりませんでした。

 

 ただ、空家にしていて、近くにもいなかったので、ずっと気にはなっていました。3年が経過して、少し落ち着き、「ずっと空家のままってわけにはいかない」「何か行動するには早い方がいいい」と判断されて近くにあるトーショクに相談に来てくれました。

 

 相談の中で「いくらで売れるのか(査定価格)」「売ったら税金がかかるのか」を聞かれました。

 

 査定価格については、弥生町の特徴である整った住環境、大きめの土地が全体的に多いなど弥生町の特徴をたくさん説明しながら、現在販売中の物件や過去の成約事例を交えて、今回ご相談の不動産と比較しながら相場を説明しました。

 

 税金については「売却して利益がでれば税金が発生する」「ただし、一定の要件を満たせば税金が軽減または払わなくてもよい特例がある」など税務署のホームページに掲載されている内容を説明しました。

 

 特に今回は「空家の特例(被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例)」が該当する可能性があります。特例を使うためには要件をクリアしなくてはいけません。その要件が普段、税金とかかわっていないと質問できないくらい難しいケースがあります。

 

 例えば「相続の開始があった日から3年目の年の12月31日までに売ること」などの要件は「3年前の9月に相続があったケースは該当するか、しないか」「売るというのは契約したときか、引き渡し(決済)したときか」「相続の開始とは亡くなった日か、相続の発生を知った日か」などです。そもそも「相続でもらった不動産の利益ってどうやって計算するの?」とか。

 

 しかも、この特例だけでも他にいくつも要件があるのに、他の特例も使える可能性があります。税理士や税務署の方に聞かないと確認できません。個別の税務相談は税理士の方の仕事ですが、私は一緒に所沢税務署に行って聞くことはできます。

 

 今回来店された方は、すぐに売るかどうかは別として、話を聞いて今までのぼんやりとした不安が解消され、すごく安心してくれました。もし不動産の売却についてご相談がありましたらお気軽にご来店下さい。


トーショク

舞草 亮

まいくさ  りょう

 

1976(昭和51)年

10月1日生 辰年

177㎝77㎏(靴26.5㎝)

所沢出身

 

若草幼稚園 上新井小 小手指中出身。高校時代は毎日、新所沢の駅から学校に通っていました。所沢では上新井、椿峰、山口、松葉町に住んだことがあります。

 不動産歴11年。宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランニング技能士・不動産コンサルティングマスター。ちなみに上海で5年仕事をしていたので中国語(HSK6級・HSK口試高級)が少し話せます。


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