売る？貸す？どっちがいいの？

【トーショク通信】第19号

新所沢の不動産会社トーショクが発信する

所沢・不動産売却・トーショクの話

　これはよく聞かれます。ただし「これが正しい答え」というのはありません。

　ベストな選択肢というのはお客さんの状況や考え方、不動産の個々の状況によるからです。売るのも貸すのも目的ではなく人生をよりよくする手段ですから今後の人生設計と大きく関わります。

　先日あったのは、親から相続した所沢市内の一戸建てについての相談です。ご自身はすでにマイホームを購入して近くに住んでいます。相続でもうひとつ戸建ての不動産を所有することになりました。

　ざっくりいえば「『売る』『貸す』どっちがいいか？」という相談です。

　現状、空家で固定資産税だけがかかっています。約2,000万円の価値がある資産が活用されていません。逆に、雑草や猫などが住み着いて近隣に迷惑をかけないように管理が大変です。

　もし売った場合「売って現金として持っておく」「売ったお金で住宅ローンを返済する」などが考えられます。

　資産状況によりますが、60才を越えてくると医療費など「将来の備え」として「現金として持っておく」が選択しとなるケースは多いです。今回の方は40代と若く「現金があると使ってしまう」のを心配していました。

　また「住宅ローンは、今は金利が安いし、生命保険も付いているので一気に返済したくはない」ということで「売ったお金で住宅ローンを返済する」も選択肢から外れました。

　売った場合の他の選択肢で「持っている不動産を売却して、他の賃貸不動産に買い替える」ことも状況によって考えられます。しかし、今回の不動産は建物的にも立地的にもリフォームすれば戸建賃貸として貸すことが可能でした。

　今まで賃貸業をしたことがなかったので、その点については多少の心配があったようです。しかし総合的に判断して、今回の相談者の方は「売らずに貸す」こととなりました。

　トーショクではお客さんと不動産の状況を理解したうえでベストな提案をさせて頂きます。お気軽にご来店下さい。

新所沢！

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