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間取りについて(基本)

【トーショク通信】第25号

新所沢の不動産会社トーショクが発信する

所沢・不動産売却・トーショクの話


 先日、土地を探しているお客さんと話をしました。「30坪くらいの土地を買って、建物は自由に設計して家を建てたい」ということでした。場所は新所沢駅東口で徒歩20分以内(ぎりぎりでも駅から歩ける距離)を希望されていました。

 

 ただ、間取りについてはどのようにすればいいのか考えがまとまっていないようでした。「南側に部屋。北側にその他(玄関、階段、廊下、水回り)。」ざっくり基本的なことをまず伝えました。

 

 「南道路の土地は、陽当りはいいけど、玄関を南側にもってこないといけないケース(その分部屋を北側)があったり、リビングは陽当たりはいいけど外からの人目が気になるケースがあったりすること。」

 

  「北道路の土地は、南道路ほど陽当りは確保できないけど、北側に玄関や水回りを集中できて、南側に部屋を集中させるきれいな間取りを入れやすいケースや、リビングの南側に道路がなく人が通らないのでリビングにいても外からの人目が気になりにくいこと」などを伝えました。

 

 どちらもプラスとマイナスがありますがトータルに考えると南道路の土地の方が、やはり人気があり他の要素が同じであれば価格が高くはなります。

 

  これらは非常に基本的なことです。しかし、今回のお客さんは意識されたことがなかったそうで、これだけで頭の中がすっきりしたそうです。

 

 ただ、土地には個性があり、大きさ、かたち、間口、建てていい建物の制限、周辺環境など様々な要素が加わってきます。「松葉町などは道路が東西南北にまっすぐではなく斜めに走っていてどっち向きにリビングやベランダをしようか」と考えることもあります。

 

 そのため間取りについて必ずしも基本通りにすることがベストとは限りません。しかも、お客さんによって家族構成(人数や年齢)、価値観、優先順位が変わってきます。

 

 だから「これが誰にでも一番いい間取り」というのはありません。しかし、基本だけでもおさえておくと自分に合った間取りを考えやすいのではないでしょうか。

 

 不動産って世界に1つしかないものだから我々不動産会社の人間にとっても簡単ではなく日々勉強です。だからこそ、すごくやりがいがあります。ご相談がありましたら是非ご来店下さい。お待ちしています。


トーショク

舞草 亮

まいくさ  りょう

 

1976(昭和51)年

10月1日生 辰年

177㎝77㎏(靴26.5㎝)

所沢出身

 

若草幼稚園 上新井小 小手指中出身。高校時代は毎日、新所沢の駅から学校に通っていました。子供のころは北所沢町にある剣道道場(マルハ啓道館)に通っていました。所沢では上新井、椿峰、山口、松葉町に住んだことがあります。

 不動産歴11年。宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランニング技能士・不動産コンサルティングマスター。ちなみに上海で5年仕事をしていたので中国語(HSK6級・HSK口試高級)が少し話せます。


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