【トーショク通信】第86号
新所沢の不動産会社トーショクが発信する
所沢・不動産売却・トーショクの話
道路を掘るときってどんなときかわかりますか？
ざっくり家を建てるときの工事で上水管、下水管、ガス管などを新たに入れたり、交換したりするときです。
ではこのとき、勝手に私道を掘って工事してもいいのでしょうか？私道は一般的に複数の方で所有していて、他の人の土地でもあります。ですので、勝手には難しいです。
私道を掘るなどの工事には、原則として私道所有者全員の承諾が必要になります。もちろん、自分に私道の持ち分があったとしてもです。
特にずっと駐車場だった土地などは前面道路から土地まで上水、下水、ガスが引き込まれていないケースがほとんどです。ですので、売却するときには注意が必要です。
すでに家が建っている場合でも、築30年～40年の家は上水管が小さく、新築時に大きくする場合もあります。また、現状プロパンガスで新たに都市ガス管を引き込む場合など私道を掘って工事が必要になります。承諾がないと原則、工事ができません。
ですから私道に面している不動産を売却する場合は、私道の掘削承諾は近隣の方からもらう必要がほとんどです。私道の掘削の承諾がない土地の場合、買主さんの立場からするとリスクが大きすぎてしまいます。
でも住んでいるときに気にしたことないですよね？ただ、売却しようとすると必ず不動産屋さんが教えてくれます。一般的には、不動産会社の担当の人が売主さんの代わりに承諾をもらうために近隣に訪問します。
私も、私道の場合は承諾をもらうために近隣に訪問しています。数件の訪問から10件以上訪問するケースもあります。私道の所有のしかたや、配管の状況によって30件以上の承諾が必要な場合もあります。
他にも、空家で所有者が不在でなかなか会えない場合もあります。でも問題があれば解決します。何回もアポなしで訪問するので、こまめに動いてくれる担当者じゃないと難しいかもしれません。
ちなみに私は、前回6世帯の方から掘削の承諾を書面で頂きました。新所沢の土地だからトーショクから近い場所でした。いきなり訪問しても、来られた方にとってはよくわからないし心配ですよね。ですから最初は挨拶と簡単な説明をします。一方的なお願いではなくお互い様なので近隣の方にとっても将来安心だということを伝えます。その後、再度訪問する場合が多いです。
30～40年前は今ほど厳格なやり方ではなく、お互い様だから当たり前な感じで私道でも工事してたんですけどね。お役に立てることはありませんか？お気軽にご相談下さい。
トーショク
舞草 亮
まいくさ りょう
1976(昭和51)年
10月1日生 辰年
177㎝77㎏(靴26.5㎝)
所沢出身
若草幼稚園 上新井小 小手指中出身。高校時代は毎日、新所沢の駅から学校に通っていました。子供のころは北所沢町にある剣道道場(マルハ啓道館)に通っていました。所沢では上新井、椿峰、山口、松葉町に住んだことがあります。
不動産歴11年。宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランニング技能士・不動産コンサルティングマスター。ちなみに上海で5年仕事をしていたので中国語(HSK6級・HSK口試高級)が少し話せます。
〈ご来店〉
所沢市松葉町15-12
〈お電話〉
0120-104-493
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